しゃべる機械

明和電機プレゼンツ「ストレンジ・ボイス」で
フォルマント兄弟の、「兄弟式日本語鍵盤音素変換標準規格」キーボード演奏。
せっかくの生だったのですから、奏者のお手元も見たかったです。
スクリーンに映された楽譜、何やらすごいことになっていました。
キーボードの仕組みを聞くと、シンプルに上手く実現されたのだなーと感心するのですが。
あれは・・・。選ばれた人しか弾けないのでしょうね・・・。
  
しゃべる。歌う。というのは、ずいぶん高度な情報処理と肉体的能力処理により実現されているのであろうことを認識。
たくさんの課題を物理的に繊細にこなさなければ・・・。
 
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小学生の頃。つまり40年くらい前。夕方、NHKで「少年ドラマシリーズ」という時間枠があって。
そこで放送された『未来からの挑戦』というドラマに、未来人が持ち込んだ小さな「しゃべる機械」が出てきました。
子供が片手に載せることができる程度の大きさ。文字キーを押すと、対応する音声を発する仕様。
「キ コ エ マ ス カ  キ コ エ マ ス カ 」
その音声が聞こえる人だけが選ばれた人間で・・・というドラマの筋。
 現在(その当時)の技術では存在しえないものがある。それは、大変なことなのだよ。
と主人公の少年がある大人から言われてしまいました。
 
「しゃべる機械」つながりで、ふと、思い出しました。