明和電機社長ツイートログ仕分け・抽出・並び替えの検討作業。第八弾。
基本的に、今年11月16日までのツイートで構成しています。
(こういう安易作業を続けていいのか悩み中だけれど、とりあえず楽しいので;
- かく/スケッチする
絵を描いてます
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紙とペンの作業の最大の利点は、フリーズしないことである。 土佐信道(1967〜)
スケッチがうまくなる極意は、ひとつしかない。・・・・アホみたいにたくさん描くこと。 悩む前に、描いちゃえ描いちゃえ。
自分のアイデアを脳から取り出す、一番簡単な方法が、スケッチ。だからヘタでもいいから、パッパと描くこと。じゃないと、「釣り竿選びで悩んで、いっこうに釣りにいかない人」になっちゃう。
スケッチしたくてたまらない。
プラスチック万年筆のインクの減る量が、まるで走行メータ−のように、僕がどれだけ創造行為を行ったかを教えてくれる。
パソコンの電源切って。紙とペンだけ持って。喫茶店で思考の釣り。
今日はオフ。外側へのエネルギー放出が続いたから、バランスをとるためにカフェで引きこもりスケッチなう。内側のエネルギー発掘作業。
同じ設計のスケッチを何度も描きはじめた。これは良くない傾向。発想を変えよう。
あかん。スケッチで機構を考える限界にきた。明日アトリエで試作しよ。
スケッチがたまってきた。これから分類・分析タイ−ム!
過去のスケッチを整理中。自分の設計思想の変化に驚く。
今日はアトリエに散在してたスケッチやメモを整理。「へえ、自分ってこんなこと考えてたんだ。」と驚く。軽いメメント状態。
今日は幸せなことがあった。スケッチを重ねることで、やっとひとつ構造が見えた。思わずガッツポーズしたが、誰も共感できないんだよなあ。この幸せ。だから表現者は孤独になってく。しゃあない。
空を飛ぶものを作るなら、そのしくみを紙の上でスケッチで考えるより、紙そのものを折って紙飛行機で試したほうが早い。しかしそれでも人類が紙の上のスケッチを止めないのは、物理世界とは違う、理想の構造というものを持っているからだろう。
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大混乱の作業現場でもっとも威力を発揮するのがスケッチ。みんなのイメージを統一できるから。そして大事なことは、すばやく描くこと。時間ないから。
芸術家はまず絵描く。それを眺め、もう一枚、絵を描く。そうやって自己完結のループをくりかえし、作品世界の純度をあげる。これはライフログの対極の情報処理だ。
ペンタブレットで風景を描くとき、拡大機能で、それこそ葉っぱの上のテントウ虫の体についたダニまで描ける。しかしそのことが、絵画の「全体感」を失わせる。キャンバスの場合、身体のスケールがそこにロックをかける。
社長のスケッチ、きれいですねえ〜と言われるが、そりゃそうじゃ!生活かかってるもん!なんとなれば売ってやる、というギラギラした気持ちで描いてるもんね、スケッチ。人に買ってもらえるものを作ろう思ったら、気合いはいるで〜
ロボットの正面の顔を描くときは情動的になるが、横向きの顔を描くときは冷静になる。
自分をまずチューニングして、トーンを決めておかないと、絵のトーンは決まらない。
そうか。絵画史が生まれるよりもはるか昔から、人間は絵を描くという構造計算の思考法を、行ってきたんだ。
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カフェに行ってスケッチを描きまくろう。