科学未来館/ウメサオタダオ展など

科学未来館で行われている「ウメサオタダオ展」へ行ってきました。
http://www.miraikan.jst.go.jp/sp/umesaotadao/
 
子供のころからあこがれていた、氏のカードの現物を見ることができる日がくるとは思いませんでした。
見本のレプリカをちょっとめくるとそれだけでも。本当にあらゆることがカードに書かれています。
 
スケッチが上手なこと(驚)。
イメージって。認識を確立し脳内情報を整理するのに有効なんだなぁ。

 
氏の膨大な業績・旺盛な執筆活動の成果が端的に示されているのですが。
念入りに見ていらっしゃる方が多くいらっしゃいました。
氏についてや氏の仕事領域方面について、当方の知識が浅層なのが悔やまれます。
 
情報をどう整理するか。
情報をどうまとめ表出するか。
フィールド・ワークとキャビネット・ワーク。釣り上げる作業。
これは、たしかに明和電機社長が興味持たれそうな内容の展示でした。
社長blogより:
http://maywa.laff.jp/blog/2011/05/post.html
 
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プラネタリウム。「バースデイ」。3D作品。
http://www.miraikan.jst.go.jp/dometheater/birthday.html
空間を飛び回るつぶつぶと、シンセサイザーの音粒の立った効果音的音楽に、時々、気が遠くなりました。
(音楽協力に、レイ・ハラカミさんの名前が。)
こういうものを見ると、映像が決して「科学的にはすこしも正しくない」ことの説明がどこにもないのが、すこし気になります。 
 
Geo-Cosmos はパワーアップ。美しかったです。
このスペースは本当に贅沢。

 
バイス・アートを展示している「零壱庵」も、ようやく見ることができました。
http://www.miraikan.jst.go.jp/sp/exhibition/inframe_zeroichian.html
ノッカーの「本琴」。ポコポコよい音を奏でていました。生で聴くと、なおさら気持ち良い音です。
ニコダマが茶釜に付いていたのに笑。
ガキらの襲撃から守るため?、二重の柵で囲まれているのがすこし残念でし。

 
企画展やブースになっている展示を除き、未来館の手法にすこし苦手に感じる部分があります。
いつかじっくり網羅的に体験して、すこし考えてみたい。
 
で、常設展示はほとんどスルー。
地震関係の展示(ここは・・・防災科学技術研究所Hi-Net関係に特化されています)で時間をかけて拝見。報道されたばかりの「関東地方直下型」予想の話題なども含め、コミュニケータの方がきちんと説明してくださりました。 
 
震災後に更新された話題の天井です。美しかったです。