先週末、12月に行われたヲノサトルさんのソロ・ピアノ・ライブの音源がOTOTOYから発売されました。
http://ototoy.jp/feature/index.php/2012022400
体験したライブの音が再構成され、自宅でまた聴きかえすことができるというのは、うれしく不思議な感覚です。
高音質。ピアノ曲が好きな人へお勧めです。 ヲノさんの編曲は、美しくて一味もふた味もちがいますよー!
(ボキャブラリ乏しくてすみません。)
ゲスト出演された港千尋氏の写真とトークで構成された、すばらしく充実しているパンフレット(PDFファイル)も同時にDLされゲットできます。
Memento。「記憶せよ」あるいは「思い出せ」という意味のラテン語。
実際に聞いた対談を、文章で読み返す楽しみ。
・・・ヲノ先生、随所で笑いをとっていらっしゃいますねー(笑)。
2011年の終わりに。
わたしはヲノさんのピアノソロライブへ行って。
普段はあまり飲まないような上品な味の発泡ワインをいただいて。
ヲノさんが演奏するピアノ曲を聴いた。港先生の写真を観た。
覚えてる?
これから何回自問するだろう。2011年を回想しようとして。
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先月、本屋で港先生の本を見つけ、購入しました。
映像論 〈光の世紀〉から〈記憶の世紀〉へ (NHKブックス)
- 作者: 港千尋
- 出版社/メーカー: NHK出版
- 発売日: 1998/04/01
- メディア: 単行本(ソフトカバー)
- 購入: 1人 クリック: 9回
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わたしたちは映像に何を見てきたのだろう。陰鬱な闇。モノトーンの光。ネガとポジ。
映像史とテキストの間に存在する、出来事/現実。重いテーマ。著者の深い思考が溶媒。
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港先生がディレクトする写真展が開催されているそうです。
http://tokyo.satoshikoyamagallery.com/home
連続展「風景考」 2012年02月25日−
ディレクター 港千尋 / キュレーター 勝又邦彦
(リンクを貼り間違えていました! 後日訂正〜;)
昨年の11月、こんなトークイベントも行われたのですね。
http://tokyo.satoshikoyamagallery.com/event/20111113
「風景・記憶・予兆」 勝又 邦彦+港 千尋 Artist talk
昨日、記憶が符合して驚いたのですが。
勝又さんという写真家の方。当方が現在その書き仕事を追いかけたいと心がけている國分功一郎先生の、昨年の著書「暇と退屈の倫理学」表紙に用いられた写真を撮られた方でした・・・。