最近、読む本を選ぶのに背伸びし過ぎているかも。
でも、興味があるときに手に取るのが、華でせうか。
無理と勘違いが、たぶんありありとそこにあるとしても。
最近、通読した本:
デカルト、ホッブズ、スピノザ 哲学する十七世紀 (講談社学術文庫)
- 作者: 上野修
- 出版社/メーカー: 講談社
- 発売日: 2011/10/13
- メディア: 文庫
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時々、記述の一部にぴーんと好奇心の糸がはじかれました。
西洋で近代合理主義が一気に花開いた17世紀。
デカルト、ホッブズ、スピノザ。ほぼ同時代を生きた哲学者3人。
序によると。三者に共通しているのは「機械論」だそうです。
機械モデルがお気に入りのデカルト。
人と国家の関係をごく機械的に説いたホッブズ。個々人は物理的な痕跡連鎖の表象装置。
スピノザは、人工物/自然物ひっくるめた全存在をハイパー機械にしてしまいました。(スピノザ難しい・・・。)
デカルト。
コギト。高校の倫理で習っただけでは、合理性の権化。そのようなイメージをもっていましたが。
ずいぶんおもしろい人なんですねー。
自身のなかの自らへの隔たり、としての機械論。
自己存在の再帰的な決定。
力の二元論。
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情念を理性でしばき形にすることで納得する。
とおっしゃっている明和電機社長は。なんだかデカルトっぽい、とても。
と、ふと思いました。
(論考は抜きです、印象です♪