アルケオメトリア

土曜日は、こちらへも行ってきました。
『アルケオメトリア(Archaeometria)
−考古遺物と美術工芸品を科学の眼で透かし見る−』
http://www.um.u-tokyo.ac.jp/exhibition/2012archaeometria_description.html
 
アンティーク好きおばさんなので。
発掘されたものとか見るのも大好きです。
 
なかでも、縄文土器は特別に気になるもののひとつかな。
非常にダイナミックな造形で。それなのにバランスがとれていてまとまりがあって。
模様の高度かつ多様な抽象性とそこに潜む具象性の兼ね合いが神秘的ー。
 
博物館などで見ると。
引き込まれ、ずっと見ていてしまいそうです。
 
縄文土器」はどのようにつくられたか。
この企画展で、その科学的分析の最新の成果が掲示されています。
興味深い展示でした。
 
目玉の一つは、「火焔型土器」呼称のもととなった「火焔土器」と固有に呼ばれている有名な土器。
つくづくつくづく見惚れました。
 
「繊維土器」という、植物の細い繊維を土に意図的に練りこんでつくられた土器があることを初めて知りました。
どうしてそのような技法が取り入れられたのでしょう。想像するとわくわくします。