「TARO鯉とオタマトーン」

http://www.maywadenki.com/info/120228-3.html
太郎さんと明和電機の人気相乗効果でしょうか。
開場前からかなりの人数が並んでいました。
 
社長はのっけからパチモクを装着された状態でご登場。なんて効率重視なw。
 
「TARO鯉」というのは、岡本太郎東レと製品化したこいのぼりだそう。会場にいくつか飾ってありました。現在は製造中止。
当時はテレビCMもあったのだそうです。
 
今回の社長トークをかいつまむと。明和電機岡本太郎さんの共通点は
 

 
どうして商品をつくりメディアに出るのか、について。
 情念や呪術的といった不可解さをともなうもの。・・・そのままでは感覚的で分かりにくい、自分自身もよくわからないものを。
 人に伝えることを通し、自分で理解したいのです。
というようなことを述べられました。
 わかりやすく、おとしこんで。
 けして伝わらない人へも伝えたい。
のだと。
 岡本太郎もきっとそうだったのではないか。
と。
 
オタマトーンDXの発売は4月末だそうです。(少しずつうしろへ伸びているようなw)
 教育楽器として普及してほしい。大正琴のように年配の人へも普及しないかな。
なんてことおっしゃっていました。
 
 *オタマトーンDXの発売は、その後さらに若干延期されました。(後日追記)
  
最後の質疑応答で。
NUTのワンピース制服についてや。振り付けや映像制作や。
初音ミク」と「メカニックな声」の関係についてなどの質問が出ました。
 
今回のトークショーに参加するなどして、明和電機についてすこしかじった人は。
社長の多分野にわたる多彩な才能と活動の傾向を、不思議に感じるのだと思ひます・・・。
 
進行をされた美術館の若い女性の方(実はコアな明和電機ファンでいらっしゃるという)がされた質問も興味深かったです。
 岡本太郎がしたパブリックアートのように、大きなものには取り組まれないのですか?
 
・・・それに対して社長がおっしゃった内容が貴重でした。
ジャッドの理想郷、などについて差しはさみながら。
(このことについて書き出すと長くなりそうなので、今回は出し惜しみしまつ。)
 
******
美術館では岡本太郎賞展が開催されていて。
その特別賞を受賞されたメガネさんの、社長対談と、ポールダンスで発電するパフォーマンスが興味深かったです。
真っ赤なつなぎも、露出の多い破れ網状の衣装もよく似合う、すらりと背の高いかっこいい覆面の女性。
色っぽいダンスの動きによる回転エネルギーで、朴訥な仕組みによる発電。というのがシュールで。
身体をはっていらっしゃることへ、一種とても感動しました。