ミュージアムショップで売っているモノ

昨日は、セザンヌ展と大友克洋GENGA展へ行ってきました。
いずれも印象深く。
GENGA展のほうは、うちひしがれました、というか、腰が抜けました。
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セザンヌ展が開催されている、新国立美術館地下のミュージアムショップ。
素敵なモノがたくさんあります。
結局、何も買わなかったけれど、そこでふわふわ長時間を過ごしました。
 
ここでは、アーティストと呼ばれる人の「量産商品」がたくさん売られています。
数年前に比べ、価格を低く抑えているモノが多くなったかも。
 
 アーティストの「売る気」。
 商品の成り立ち。クリエイティビティと、量産物としての妥当性。あるいは妥協性。
 商品としてつくられる必然性。
 個性が売り物としての魅力につながっているのか。
 モノとしての耐性があるか。
 誰が欲しがるのか。
 
最近、明和電機社長が「量産」についてつぶやかれているせいで。
とても気になりました。
 
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お店に展示されていたなかで、モノ自体として一番、欲しいと思い、また、見る甲斐があり、値段設定がリーズナブルと思ったのは。
改めて思い返すと、結局、作家もののお茶碗(めし椀)の展示でした。
http://www.nact.jp/museumshop/gallery/meshiwan/index.html
このお店、凄そうです。
http://utsuwa-shoken.com/
 
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セザンヌ展のショップも気になりました。
企画展につきものの絵葉書その他各種グッズ。これらって、二次創作量産品そのものです。
種類が増えてきています。
 
平たい缶にはいったチョコレートを買いました。
中は、夫(甘党)へのおみやげ。
缶が欲しかったのです。プリントされているセザンヌ静物画の発色が、とてもよくて。