ギャラリーへ

一昨日は、気になっていたギャラリーの企画展示へ行ってきました。
 
東京写真月間2012 増田玲企画 勝又邦彦 dimensions 
@表参道画廊
http://www.omotesando-garo.com/link.12/masuda+katumata.html
 
地方出身で、故郷との行き来のために、若い頃から羽田空港をよく使ってきました。
その時々の感傷のなかで見るせいか、羽田方面から見る東京のスカイラインにことのほか思い入れがあります。
というか、都市を遠望したスカイラインへ思い入れがあることに、この方の写真を拝見し気づかされました。
こちらの本の表紙装丁に使われていることから存じ上げたといふ。

暇と退屈の倫理学

暇と退屈の倫理学

 
隣の画廊の展示も素敵でした。
http://www.omotesando-garo.com/museef/MF.html
 
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恵比寿へ。
鈴木康広 本の消息
Yasuhiro Suzuki: The Being of Books
− 7月1日[日]
@Nadiffギャラリー
http://www.nadiff.com/gallery/suzukiyasuhiro.html
 
明和電機ファンになって、初めて行った「メディアアート」系の展覧会が、2010年に行われた「サイバーアーツジャパン―アルスエレクトロニカの30年」で。
http://d.hatena.ne.jp/Fumiba_m/20100207
そこでも際立って印象的だった『まばたきの葉』の鈴木康広さんの企画展示。
 
本屋にあるギャラリーだからこその企画で。本にまつわるいろいろな作品。
作品も構成も、しっくりちょうどいい塩梅な加減。
かなり楽しかったです。
 
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東京って。
すこしセンサーを開いて伸ばせば。
見てよかった自分はこんなものが見たかった、とありありと思える企画が。
あちこちでおこなわれている・・・。
タメ息なのでした。
 
アンティークなものへ以外の興味は失せかけていたのに。
新しいものへも触手が伸びるようになったのは、明和電機さんに遭ったおかげですね(*^^*)。