キャラクター商品文化

この夏、2回ほど羽田空港国際線ターミナルのショップエリアを散策する機会がありました。
国際空港のショップで売っているのは、海外への日本土産用がメインでしょう。
それらのなかで、キャラクター・グッズを売っているお店が幅を利かせていて、ここまでなのかと驚きました。
キャラクター商品展開って、日本的なんでしょうね?
 
あまりキャラクター・グッズへ興味がありません。
でも一応、小学生のころはサンリオ商品に胸をときめかせたものでした。
かぶりものをかぶったりしなかった、着せ替え人形になったりしないで淡々と存在していた40年近く前の素朴なキティちゃんが懐かしいです。
 
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唯一、思い入れが強く、好きだと断言できるキャラクターは、スヌーピーに代表されるピーナッツ・シリーズものかな。
 
原作者シュルツさんが亡くなってからの、ピーナッツキャラクター商品等の展開に、ずっと胸が痛んでいます。
 
シュルツさんがご存命の時は、シュルツさんのサインがあるオリジナル画しか商品に使われなかった。
今は、キャラクターに手を入れ放題。シュルツさんがけして使わなかったであろう色や小道具、シチュエーションが図柄にあふれています・・・。
 
シュルツさんがご存命の時は、ピーナッツシリーズのグッズは値段が高く、だけど、みなモノとして一流だった。
亡くなった後は、がたんとつくりのクオリティが落ち。粗悪な商品も多多見受けられます。
 
そういうのは、原作者が亡くなった人気キャラクターが、みなほとんど進行中の道なのですが。
思い入れのあるものに対しては、なかなか許容できませんよね・・・。
 
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キャラクターグッズに興味があまりないのだけれど。
だがしかし。日本を代表するキャラクターのひとつとして、オタマトーンに是非がんばってもらいたいっ。
と、唐突ですが思ってしまいました。空港で、です(笑)。
 
・・・あ、でも、オタマトーンって、キャラクターなのかしら。
(わたしは勝手に、キャラクターとして安易イラストをかいてしまっているけれど;)
 
そういえば、オタマトーンチャームには、色で「個性」が結び付けられていましたね。あれは「キャラ」でしょうね。
 
オタマトーンのキャラクターとしての展開には、何が必要でしょう?
オタマトーンが主人公のアニメとか作られないのかな?