ひかり・くうかん じっけんしつ

昨日は、こちらへお邪魔してきました。
 
ICCキッズ・プログラム: ひかり・くうかん じっけんしつ
http://www.ntticc.or.jp/Exhibition/2012/KidsProgram2012/top_j.html
 
サイトの説明より

クワクボリョウタと山口レイコによるアート・ユニット,パーフェクトロンによる,光,もの,空間,時間,といった要素が組み合わされて生み出される影の世界を体験します.光の配置や光の動きが変わると,「もの」の影はどのようにその見え方を変えていくでしょうか.
光が規則的に動く部屋で,自分でいろいろな「もの」の影を投影してみたり,光の動きによって自分の影が形を変えたり,楽しみながら,光や影の特徴などについて考え,想像力を働かせ,映像の原点を体験できる作品を展示します.

 
会場へ誘う白いトンネル。自分の影が壁の上で不思議にさざめきます。そこを抜けると。
大きな白いじっけんしつが3つ。小さな白いじっけんしつが2つ。
 
実験1 ちかづく・とおのく
 光をつけた電車が往復しています。いろんなモノを自分で配置、見え方を楽しみます。
実験2 うかぶ・しずむ
 部屋の中央で光が天井から床まで上下運動。まわりにいろんなものが吊るされています。
実験3 そとから・なかから
 2台の車が紙工作でできた町のなかをライトで照らしながらすすみます。
小さな作品1 
 小さな雪の結晶型紙をいっぱい入れたスノードームの内側にライトが仕込まれています。
小さな作品2
 三冊の本。開くと中のライトが点灯、紙工作が立ち上がります。
 
実験室2から

光が上下に動くというのが珍しくて。
 
実験室3から

そとからみる。紙工作の町がきれい。ゆっくり走る2台の自動車。
なかからみる。
なかからみる・・・・。自動車が2台あるから影が重なり合う。もう一台がどこかからか照らす影。
 
壁に照らし出される濃淡のあるシルエット。大きさと配置と濃さを変えながら重なっていく
「そとから」なのか、「なかから」なのかよくわからなかったけれど、ふと、おもいました。
これは。実際の景色を見るように没入できたLOSTシリーズとは異なり。
まるで、別々の二つの記憶。
二つの記憶が陰の深さを変えながら重なっていくよう・・・。
(距離感をもって重なり相を変えていくようなおんがくのせいだったかもしれない。)
 
*****
子供とおかあさんたちに混じって、積極的に楽しませてもらいました。
ありがとうございました。