紅型/始発電車を待ちながら

昨日は日本民藝館東京ステーションギャラリーへ行ってきました。
 
日本民藝館特別展は「沖縄復帰40年記念特別公開  琉球の紅型」。
http://www.mingeikan.or.jp/events/special/index.html
 
今年は、サントリー美術館の紅型展、日本工芸展にいくつかあった新しい紅型の着物、と、紅型をまとめて観ることができました。とてもラッキーです。
日本的な要素の多い模様。そして、南国的おおらかさも色濃い。
美しさ、別天地。
 
*****
東京ステーションギャラリー「【東京駅復原工事完成記念展】始発電車を待ちながら 東京駅と鉄道をめぐる現代アート 9つの物語 」。
昨日は整理券は発行されず、それほど混んでいる印象は受けませんでした。
お客さんは、明らかに、現代美術よりも東京駅に興味がある人のほうが多いようです。
 
クワクボリョウタさんの新作は【 LOST #8 (tokyo makunouchi) 】。
「東京 幕の内」ですよ! きっちり美味しいものが、ぎゅっと詰まっている印象でした。
「10番目の感傷」よりかなりコンパクトで。その分、見どころが次々に現れるのだけれど、見せ方と光源の制御が高度に洗練されていてすこしもうるさくありません。
LOSTシリーズ、進化しています・・・。
 
平日の昼間、そして今、超話題の東京駅、ということで、年配のご夫婦などが多かったです。
クワクボさんの作品を見て、男性の方は「よくできているなー」と声をあげる方が多く(当方が観ていた間に3人)、女性の方は「電車の光が照らしてて、次は**の光景で、次はトンネルにはいって・・・」と連れに説明し出す人が多かったです。(*^^*)
 
以前のステーションギャラリーも素敵な場所でしたが。
さらに広く、建物の見どころも多く、東京で足を運びたいスポットがひとつ増えました。
 
次は、誰かと一緒に行きたいと思いますー。