石粉粘土

子供用石粉粘土で遊びました。
イメージのヒントになっているのは、萩尾望都さんの名作「トーマの心臓」の舞台となっているギンナジウムにある「聖堂の方向を指し示す天使の像」です。(記憶が間違っていなければ。)
明和電機社長のパチモク芸を、以前、唐突に重ねちゃったのですよね(汗)。
http://f.hatena.ne.jp/Fumiba_m/20110320070858
 
100円ショップで買ってきた小さな木材に、アルミ針金とアルミ箔と紙で芯をつくり、粘土を盛っていきました。
石粉粘土は、盛ったり削ったりしながら形を整えるのだそう。
精密でつるつるのフィギュア原型をつくっているモデラーさんがたくさんいらっしゃるらしいです。
ただ、今回使った粘土は繊維質が多く精緻な作業に向かないものだったかもしれません。
 
石粉粘土を削ると粉が舞ってちょっとやっかいです。
粘土を水で軟らかくしてべたべたヘラでなすりつけるのがおもしろい。漆喰のような触感。
人体も翼も、ざっくりなままでひとまず終わりませう。

 
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そう言えば、漆喰絵(こて絵)って魅かれます。
 
伊豆の長八美術館
http://www.izu-matsuzaki.com/cyouhachi/cyouhachi.html
 
Bunkamuraギャラリーで見たこちらも壮絶に美しかったです。
左官 挾土秀平 土と水陽」 :
http://www.art-inn.jp/tenrankai/002598.html