タイトル考(1)

当方は、割と単純に、言葉・単語の用い方にひっかかるほうです。
TV番組見ながら、主にホンを書いているライターさんに向けてぶつぶつぶつぶつ、「その使い方おかしいでしょ」と文句をよく言っています(笑)。
ドキュメンタリーで、言葉遣いが合わないライターさんだと最初から最後まで気になって、非常に疲れます…。
 
言葉は便利なツール。プロならどうか適切につかって。せめて(なるべく)正しく使って。
とお願いしたいです…。
 
*****
そういうマスコミなどで用いられる言葉からはきっぱり離れますが。
 
最近気になることの一つが、アートやイベントのタイトル。
 
タイトルに使われる言葉。
単語の組み合わせ方。
 
具体的には。
アート作品のタイトル。企画展のタイトル。フェス系イベントのタイトル。ライブのタイトル。作品のタイトル。曲のタイトル。
 
内容にすっきり見合うタイトルは幸せ。
大切なのは、言葉の位置する場所。位置する仕方。言葉のふるまいをどう効果的に使うか。
 
*****
明和電機関連のタイトルは。特に「魚器」シリーズ製品に顕著ですが。分かりやすくダジャレないといけない、でしょうか。
「放電魚」とか「魚竪琴」とか、馬鹿馬鹿しくうつくしーですよね。
社長ならではのこだわりがありそうです。
 
ヲノサトルさんのタイトル付けのセンスにいつも脱帽しています。
ライブのタイトルがどれもとても素敵。曲名も秀逸なものがあります…。
 
「10番目の感傷」というタイトルの洒落方に驚愕した人も多いでせう。クワクボリョウタさんのセンス。
 
 明和電機関係者(?)は、言葉に関するセンスが人並み外れていないといけないのかも…;
 
素晴らしいタイトルだなーと思ったのが、篠田守男氏個展「重力の恩寵」。
氏の作品と制作に取り組む姿勢を思うと。なんと美しく謙虚で含蓄のある言葉の選び方なのでせう。
 
******
というわけで、タイトル考。安楽な感じで後日に続くかもしれません(もしかしたら)。