ユニセックス、そしてメスの衣装

MeeWee Dinkeeユニセックス・ラインに使われている、サイケデリックな写真のコラージュデザイン。社長がデザインされたのかしら。
そんなフィーリング。
  
原宿のストリートには、どうやらパンクの風味が(何回目めかの)再来しているのですね。(先日の訪問とテキトーな検索による)
・・・パンク?
 
原宿で見たある傾向の服たちのセンスを具体的にうまく言い表せなくて。
ストリート系。サイケデリック。グラフィティアート。デコライティブ。ポップ。パンク。ロック。
こんな数十年前から手垢が付くほど使われていたカタカナ言葉を、今の流行りのファッションを表わす記号としてつかっていいのでせうか? (素朴な疑問)
 
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MeeWee Dinkeeのあの白いワンピースを拝見できなかったのがとても残念です。
 
ガーリーなテイストが濃いのは、TORICOさんのセンスなのでしょうね。
 
エーデルワイスの世界の『メス』は、あのように生地使用量の多い、ふわさらっとした服を着ていた(あるいは着ていた層もあった)のでは、と想像していました。以前から。
 
『男娼』と『ムスタング』の最期。
「EDELWEISS PROGRAM」THE REBELLION OF POODLESからの引用:

やがて、「プードル」たちの牙を動かすオイルが燃え尽きました。「ボク」の牙も動かなくなり、それは重い拘束具になりました。力尽きて倒れる「「ボク」に、笑いながらメスたちは次々に自分たちの衣服を脱いでかぶせました。そして「ボク」を服ごと「デリーター」に捨てました。
Soon, the oil that was the energy source for moving the POODLE's fangs ran out. Boku's fangs also stopped moving and became nothing more than a heavy burden that made it difficult for him to move. The females laughed at Boku who had fallen to the ground. Then took off their clothes off and piled them on top of him. Then they threw him into the DELETER together with the clothes.
 
ムスタング」は空の上から最後までその様子を見届けていましたが、大砲が放った衣服の砲弾に包まれ、墜落しました。こうして鋼の牙を持ったオスたちは、完全に敗北しました。
The MUSTANG had been watching the entire scene from the sky until the very end when it was struck by a cannon ball and crashed into the ground. The POODLES with steel fangs had suffered an overwhelming defeat.

 
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明和電機社長ツイートによると。
白いワンピースの白い布地は、その地模様を社長自らデザインし描かれたとのこと。
一番思い入れがあるとのこと。
 
社長のなかに、明らかに確固としてエーデルワイスの世界へ直結するイメージがあるのだと思われます。
ファッションとエーデルワイス…。
 
シブヤ経済新聞記事:
http://www.shibukei.com/headline/9738/
 
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「女性はなぜ装うのか」
 
・・・「美しく装った美しい女性」を理想とされているから、その観点になる。 
疑問形として提示されているのがすこし強引に感じられおもしろいです。
 
 そこは、確固とした(そして夢みがちな)妄想 = えがかれたフィクション、の世界ですのに。