「あいうえお」としゃべるコップ

昨夜、twitter で流れたTLに興味深い動画があったのでした。
http://www.nicovideo.jp/watch/sm23291550
 
動画を投稿されたのは、出張プラネタリウムで有名なヒゲキタさん。
まだ見たことないけれど。いつか絶対に見たい。ヒゲキタドームのヒゲキタさん。
(ヒゲキタさんがどのような由来で、こちらの工作をされて動画を撮影されたのかは存じあげないのですが;
 
うおー。ただの紙コップを、発声時のヒトの口の形に似せるように少し加工しただけのものなのに。
たしかに「あ」「い」「う」「え」「お」と聞こえます。
 
現在、失業中で平日も部屋に閉じこもっていたりする身分なので、けふの午前中、さっそく、そっくり形状を真似してつくってみました。
 
それを鳴らす様子を自分撮りした動画がこちら。

 
おお。一応、それらしく聞こえるのではないでしょうか。
(でも、あいうえお、という先入観がないと、聴き取るのはちょっと苦しいかもしれません(笑。
 
指を水で濡らし、ストローをキュッと鳴らすのに、すこしコツが要るかな? 短時間でできる、超簡単工作。
使用したのは、台所の引き出しから発掘した古くなって黄ばんだ紙コップ。ストロー。マスキングテープ。厚紙。
紙コップに付け足す紙は、ある程度しっかりしたもののほうがよいようです。
 
せっかくなので、音声加工フリーソフトをDLし、波形を表示させてみました。
それをまとめたのが下の図です。

 
・・・んんん。グラフの解像度がすこし粗いかも。
「あ」は周波数が見える、すっきりきれいな波形ですね。紙コップに加工することで、波形に変化があったことが、つまりフォルマントが変化したことがわかります。
(・・・それ以上の解析は、もにょもにょ...
 
おもしろいです。
明和電機社長のセーモンズIIスケッチを拝見し、社長はどんなことを考えながら描いているのか知りたくて、咥内図とかフォルマントについて調べまくった数年前を思い出しました。
   
そのときにたどり着いて参考になったサイト:
http://www.oki.com/jp/rd/ss/speech.html
 
 『VOICE』は夢見るのよー。
 
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ヒゲキタさんが投稿された動画にもあるように、ロヴォコップの元ネタは、「アイウエオコップ」といって『岐阜物理サークル』の先生が考案されたものとのことです。
http://www.straycats.net/html/news193.html
 
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部屋にいると、好きなことして遊んでばかり。 
履歴書等を提出した機関の担当者さま、どうかすみやかに書類審査結果をお知らせくださひ〜(けっこう、切実)。