ファン視点からの断章。

  • 1.服装コード:正装、など

購入した"招待状"に『ドレスコード 正装』と明記されていました。

・・・困惑。
ふだんの明和イベントなら、正装=作業服です(たぶん)。
また、「風呂椅子をかぶって」や「ロボットパーツ的な何かを身につけて」などの衣装が奨励・・・されているわけでもなさそうです。
 
披露宴へ出席する服装マナー。ネットにいくらでも情報がありますが。
「誰がそんなこと決めたねん?!」とつっこみたくなる当方。髪のセットも化粧も満足にできないし、ヒールの高い靴を買ったこともありません...。
(若いころは、招待状におしなべて記されていた『平服でおこしください』を文字通り受け止めたことにし、勢いでいけたのですけどネ。
 
で、このコを正規ゲストとし、その付き添い、という設定を勝手に想定し参列しました。


オタマトーン的正装とは?
 
会場はドレスアップした人でいっぱい。華やか〜でした。
昔の電球を模したカタチと色のLEDライトがきれい。
人気芸能人おふたりが司会者です。こんなのはじめて。
 

会場に入場してきたフロイスロボットは、まさかの社長リモートコントロールによる自走式に改造されていました。(つながっていましたが。)
(そして後から思えば、最初から"口"が前に飛び出しかかっていました。)
終わりのほうで、社長から「ぽんこつ」と呼ばれていましたね。いとしのフロイスくん。
 
フロイスを紹介するビデオ。華々しいこれまでの活躍。さらに、DIYショップや100均など全国どこでも買うことができるパーツでできていること、安価であることが強調されていました。
ケーキ入刀と。そして何よりKISSシーンのからくりが衝撃だったことは、写真や動画付きの配信ニュースで世界中に報じられたとおりです。
 

  • 3.ロボット関係者

ゲストのなかで特に目立っていらっしゃった方々が、ロボット研究の関係者でした。
乾杯の音頭をとられた、慶應義塾大学大学院メディアデザイン研究科の教授:稲見昌彦氏。
あの謎の「超人スポーツ」サイトでお名前を拝見していました。バカロボの審査員も勤められていたそうです。
正統でオリジナリティもあり、格式もユーモアも兼ねた、「ロボットの披露宴」で話されるとしてはこれ以上の完璧さはのぞめない、流暢で見事なあいさつをされました。
祝電の紹介では、石黒浩氏の名前に会場がどよめき...
 

  • 4.余興

TASKOのKIMURAさんひきいる自動演奏マシンMMIは新曲を披露。新型セーモンズさんとの共演も! (もしかしてセーモンズさん、スタッカートとかもいけますか?) ボイスと言えば、もーりさんもまたまたよい味を出していました。
司会者Pepper。一発ギャグ30連発がウけていましたね〜。
 

  • 5.社長

イベント時の定常状態でいらした、といえばそうなのですが。
「寝ていない感」とふわくるに乱れた髪が、MADな開発者らしく素敵でした。
濃い違和感漂うモーニング姿もお似合い...(ヘンな日本語)。
 ・新郎新婦誓いのKISSのときの強引さ
 ・お祝いに駆けつけた?フロイスくんたちとのキュートな踊り
 ・「おめでト〜ン☆ありがト〜ン」」での溌剌とした歌声と笑顔!
正直に申し上げて...明和電機ファンとしてあまりに眼福でした。
 

  • 6.ロボリン

はじめてお遭いすることができた花嫁ロボット、ロボリン。
披露宴の主役は、花嫁です!
きれいにおめかしされ。 顔の動きが、なんて自然。
2時間半の間、首を左右にかしげ瞳をくるくるさせ、表情を変えながら動き続けて会場を見守っていたのでした。
政略結婚なのに(!)。健気です。
このイベントの成功は、彼女が花嫁だったことが大きな要因でした。
(開発者の藤堂氏に本当に感謝です...
 
宴でも披露された、開発者がつくられた、ゆ・・・じゃなかった、ロボリンの紹介動画がこちらです。

 
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参列できて、すごくよかった、楽しかった、とクリアさんも非常に喜んでいました。