購入しました2

年始の休みが明けたころに「明和電機」公式サイトで注文した2冊の本が、昨日届きました。
 
「オタクギョタク」(発行:2005年 作品製作年:1991年)
「EDELWEISS PROGRAM」(発行:2004年)
 
いずれの本も「明和電機」社長:土佐信道さんが、個人名義で出された本です。
 
*****
「オタクギョタク」
早速、つらつら・・・と見たのですが。楽しいですね。
大学生の信道さんが、T市のファミリーレストランにこもってこれらの絵を描いたのだと想像すると、なんだかうれしいです。
1000匹のなかに「オタマトーン」に似た魚もいましたよ。作品番号480です。
社長ブログによると、これら魚のイメージが「明和電機」の原点になっていて(デビューから早い時期にかけて展開した「魚器(なき)シリーズ」)、最近、信道さんは、「魚器」とその原点となるイメージについて再考を重ねていらっしゃるそう。
それに同期してこの本を鑑賞できるなんて、ファン初心者として幸せです。
 
*****
「EDELWEISS PROGRAM」
エーデルワイス・シリーズの原点に、この物語があるという。
WEBでこの本の能書きを読んだとき、自分と接点がない世界だと思った。嫌悪感がつのるだけで。
ほんのちょっと覗いてみるだけ。そう思って注文した。こわいものみたさもあった。
届いたのは、とてもとても美しい本。
寝る前に読みはじめた。これはポエムなのだろうか。端的な言葉つかいによるこのような表現。わたしは他に例を知らない。
読み終えて、そのままぐっすり朝まで眠った。
 
眼が覚めると、この物語の世界が、以前からそこに在ったかのように、頭のなか、すこし距離をおいたところに広がっていた。すこしも嫌ではなかった。 
しかもそのままスイッチがはいったかのように、連動するアナザー・ストーリー:ひとりのメスの視点から世界を見た物語が語られはじめようとしていた。
わたしはそれをこの物語の外典として綴るだろう。
 
・・・今朝、本当にそう思ったのです。
 
*****
「EDELWEISS PROGRAM」の世界は、聖書のつくりに倣っているようです。
年末から聖書についてのかなり専門的な?対談集(池澤夏樹氏と一人の聖書学者による)を読みはじめ、読みかけです。何か不思議なリンクがあったのならうれしいな。

ぼくたちが聖書について知りたかったこと

ぼくたちが聖書について知りたかったこと

自分の素養のうすさを嘆きながら、眼を通しています。ようやく読み終わりそうです。