踊り子たち

ドガの絵ではなくて。もちろん「パンチくん レンダちゃん」のことです。
アジアンな、キッチュな雰囲気漂うこの2体の人形たち。
昨年12月のつくばでのイベントで、社長の掛け声で彼らに合わせて手拍子させられました。付き合って楽しく手拍子しながら、まことに不条理な感覚。
しかも、いきなり2体同時に首が高々と飛ぶなんて。世間体上、ルール違反じゃないですかw。
 
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数年前のこと。首が飛んだことがあります。
いきなり知らない弁護士名で書かれた「解雇予告通知書」なるものが、業務委託担当として遣わされている職場のメルアドに送りつけられてきました。
”このたび会社をたたむことを委任されました。来月にあなたは解雇されます。会社資産整理中にて今月来月の給料が支払われるかどうかなんてわかんないな。”というような内容でした。
いつも職場では大人しくしていますが、このときは、きゃあきゃあ声をあげてしまいました。
 
実際は、会社の所属部門ごと別の会社へ業務委譲され、解雇は形式上のもので済み、遣わされている職場でそのまま働き続け、給料も無事に支払われました。
 
はらはらしました。安寧に続くと思うな、組織との契約。
それにしても、逃げ出さず奔走して業務委譲に成功してくれた営業の方たち、ほんとにありがとう。
 
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毎回毎回、黙って首を飛ばされる「パンチくん レンダちゃん」(トラブル時を除く)。
手を振り上げながら健気に踊る彼/彼女のラインから向こう。鈴の音に震える空気の向こう。ステージのシュールさが深まっていきます。
首を切られても切られても、いい仕事してますよね。彼ら・・・。

プラマン+固形水彩水筆 PCで追描。本「明和電機 ナンセンス=マシーンズ」とDVD「メカトロニカ」参照。