製作の意味の言説化

昨年の8月、社長ブログに気になる記事があります。
それは、「WAHHA GOGO をなぜ作ろうと思ったか」についての分析を、美術評論家でありコンピュータ関係の専門家である大学の後輩にあたる女性と長い対話をすることで行った、という内容です。
http://maywa.laff.jp/blog/2009/08/post-3f51.html
  
対話は40時間に及んだそう。
40時間? 想像がつかない長さです。
そして、WAHHA GOGO の製作の意味を、見事、言説化されたのだそうです。
 
それは、すごく、めでたい。
 
きっと、その内容は、その後に行われたという「A4サイズの脳」や、今年の「明和電機ボイス計画宣言」プレゼン等に生かされているのでしょう。
 
土佐さんがなぜ、WAHHAGOGO をつくったのか。製作の意味の言語化・・・。
ケンカまでしての40時間の成果。
 
わたしが、WAHHA GOGO の開発について一番まとまって聴いたのは。多分「ボイス計画宣言展@渋谷西武画廊」での社長トークショーです。
ギョ・ルイ16世や、サバオサンバのハチドリの神様や・・・・、とても興味深くおもしろかった。
でも、あれらは、イメージにおける共通項としての説明が主でした。
 
もしかしたら。WAHHA GOGO の開発・製作・生い立ちに関しては。
言葉で説明できているのに、今はまだ秘められていることが多くあるのではないかしら。
そんな気がしてなりません(妄想)。
あの構造、あの開発費。余程の強い必然性が社長のなかになければ、取り組み始めることはできなかったはずです。
吉本側はどう見ていたのかしら(余計な妄想)。
 
ああ、そう言えば。
「WA」と「HA」の発音には歯が必要ないのに。
開発スケッチの当初から、どうして彼女にはあんなに立派な門歯がずらりと並んで見えているかも、まだ謎でした。
 
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WAHHAさんが頭をそらし発声をはじめる瞬間の、様子・気配が好きです。

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