オタマトーンでアリガトーン

今日は朝から、3回連続でPVを観てしまいました。
NUT(ナット)<明和電機×YGA>「おめでトーン ♡ ありがトーン」
http://www.youtube.com/watch?v=dNaERgfAAB8
 
朝から色がはじけとんでいる動画を見て、テンションあっぷ。
PVや曲について気づいたこと・思ったことをメモ。
 
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1.明和電機的萌えどころ
明和電機ファン初心者としては、萌えどころ満載のPVです。
(萌え、といふ言葉、普段は使いませんけどねー。ふふ。)
何といっても、アトリ工ロケ! 明和電機アトリ工の様子が写っているだけで、眼がきょろきょろ。口半開きで両手をその前に組んでしまいます(笑)。
空色輝くメンバーの小町ワンピース。オタマトーンジャンボは三色カラーズ版。
色をそろえたチェックのストラップ。
細部のツールも: 黒縁眼鏡。工員さんの帽子。黒い袖カバー。アトリ工の大型工具たち。
背景に眩しく点滅するELT。ピンクのしべを振るわせながら開閉する白いマリンカ。ロボットの胸にオタマトーンメロディ。
何フレーズも「オタマトーン」に置き換えられるサビ。みんなで弾けるよ、カエルの唄。
後ろでキラキラ輝くように響くマリンカの音色。
「船出」や「宇宙」という言葉にさへ、初期明和電機へのオマージュ? なんて反応してしまいます。
PVのシチュエーションだと、社長は既に亡くなったか、遠くへ行ってしまったことになっているのですね。なにしろ銅像になられてますからっ。
そして社長とノックマンたちが一緒に写っている写真。
 
・・・見るべき人が見たら、もっといろんなことに気づくのだろうな。
 
2.色いろいろ
NUTメンバーが抱えるオタマトーンジャンボの色は、オタマトーンカラーズのバリエーションと同じでほぼ同色。
曲のサブテーマが、想い出や未来のいろんな「色」、となっていることを考えると。
昨年、カラーズたちが、色の三原色(シアン・マゼンダ・イエロー)に近い濃い目の色で展開されたことにさへ、意味を感じてしまいます。
ツナゲテキマシタネッ。きっと。
そして、気になるのは、背中にGMパチモク付けた社長銅像の色。
ブロンズ像の主流の色には、青緑系と赤茶系がありますが。
社長はきれいな深緑色。そしてかぶせられるのは緑色のロボット。
エーデルワイスのテーマカラーにつなげていらっしゃるとしか思えません。
 
参考サイト「日本の銅像探偵団」銅像アカデミーのページ
http://www.geocities.jp/douzouz/epsord/zokusei.htm
 
3.ガジェット系アイドル
YGAの別曲動画をはじめて見たとき。彼女らの思わせぶりな表情と大量のナマ足に、正直、辟易した気持ちも持ちました。慣レナイノデゴメンナサイ。
このPVでは、色気をおさえているよう感じます。
白い水着で撮影されているカットがありますが。無垢なイメージが強く、かわいいのだけれど、どこかモノ的。
オタマトーンジャンボが口を開くと、そこに灯りが仕込まれています。楽しー。
このシーンは、まさしく「ガジェット系アイドル」っぽさを直球で狙っているのでしょう。
白い背景に三原色と光がはじけとぶさまは。インタラクティブなガジェット系アートでよく見かける気がします。
この曲はあれですね。子供もターゲットになるし。ガジェット好きお父さんへのアピールも、もちろん。
明るい卒業ソング。・・・保育所謝恩会でのかくし芸として、もしかしたらお母さんたちにさえ。
 
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クルクルも、この曲とPVがとても気に入ったみたいです。
クルクル的には。
オタマトーンメロディがキーパーツとなっていて。ピンクのナットを締めたあと、メロディを合体させるとロボットが動き出すシーンが一番好きなのだそう。
日本のロボットアニメぽい。とゆっています。
 
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最近のアイドルのコたち。肝がはいっているのに感心します。
同年代の頃、男社会にはいってカルチャーショックによるとまどいを、鈍感さへの転移作業に果てなく費やしていた当方と、差がありすぎます;
 
つい親目線になってまうけれど。彼女らの未来を祈らずにはいられませんー。