退廃の穴

最新の電協ジャーナルの「EDELWEISS通信」で。
明和電機社長が、エーデルワイス4体目の人形を制作中、と記されています。
 
「女には退廃という穴が開いている。」
その穴に挑む男の子の物語です。
 
とのこと。
 
社長がこれまで紡いできたエーデルワイスの物語を踏襲すると、(・・・その一部しか知りませんが)・・・ボクにとって苛酷な旅になるのでしょうか。
 
物語の性質が、これまでのものとすこし変わってくるのかもしれませんね・・・。どうでせう。
 
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退廃。で、芸術。と来れば。
『 fin de siecle 』
 
エーデルワイスが開始された1990年代、「世紀末」は大流行りでした。
日本では、同時代的気分が阪神淡路大震災地下鉄サリン事件等に即物的な次元から重く染められ。
文化的には、当時代オリジナルというよりは、前世紀末「世紀末芸術」がもてはやされていたように覚えています。
― 幻想的で、神秘的で、耽美的で、官能的な作品群。
日本ではクリムトの人気が高まりましたよね。
 
詳しい分野では全然ありません。
ロートレックエゴン・シーレは、若いころからとても好きな画家。
でも、退廃的傾向を意識することなく二人の人体の描写技法を尊敬。表層的に作品が好きなのです。たぶんわたしは。
 
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ここで信道さんが触れている女性の退廃。とはどんな性質を指しているのでしょう・・・。
退廃。
えと、たぶん。高度に背徳的かつ美的な要素が含まれ。えと。
 

・・・社長、「退廃」っていったい何でせう(小声)?
 
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先日、子宮筋腫の検診にいったならば。
血液検査の結果を見た先生が、「最近、出血多いですか」とか「貧血の症状、出てませんか」とか尋ねることないまま。
造血剤と止血剤をただちに処方してくれました。
 
造血剤と止血剤同時服用って。とても無駄な気がします。
そう、社長ならおっしゃりそう。(増毛剤と脱毛剤みたいなw。
 
・・・気だるいの穴、なら、すぐそこに開いていますー、当方。