試験管の笛

サバオが歌う「ママは試験管」は、人工受精ベイビーの歌。ママが恋しくなったとき、ポケットから取り出してプーっと吹く。新楽器シリンダリコーダーはそのイメージから。
10月21日 MaywaDenki@Twitter より


以前につくったというシリンダリコーダーを、風船自動演奏システムと組み合わせた楽器だそう
 
「ママは試験管」をDVDで初めて聴いたとき、「何がプーなんだろう?」と不思議に思いましたが。
人工授精で生まれた子供が、母親が恋しく淋しくて吹く透明なガラスの試験管でできたパンフルートが、つまりシリンダリコーダーで。
彼の上着のポケットのなかでぴかぴか光り。
その音なのですね・。プー。
 
試験管に入っているのは、傾けてもこぼれないようなので水ではなく、何かのジェル? それとも樹脂かな。
空気弁を自動で開閉して対象とする試験管を鳴らすのでしょうけど。
試験管のようなずん胴で細長い管を鳴らすのは難しい気がします。(ガラス瓶なら比較的容易にぼーぼー鳴らせるけれど。
吹き口がどうなっているのでしょう。写真からは空気を送る管が2本ずつつながれているように見えます。
 
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このブログを始めるにあたって、タイトルをひねり出したとき、何か似たようなタイトルを知っている気がしました。
何か懐かしい響き・・・。直に思い出しました。
北杜夫さんの子供向け小説「船乗りクプクプの冒険」。
ちょっと似ているけれどいいかなって。北杜夫さん大好きだし。
小学生の頃に繰り返し読んだ「どくとるマンボウ航海記」。また、読みたいです。