透明な実体の向こう側への憧憬2

透明な固体物質って。
視覚・触覚というセンサーをもった生物にとって、根本的に/先験的にとにかく不思議に感じるのではないでしょうか。。
その不思議さが、ガラスや透明な樹脂への、あるロマンティックな感覚をもたらします。
えーっと、すくなくともヒトへは。
 
以前に読んだガラスの歴史についてストイックに網羅的に著している本に。
 
 ガラスは不思議な存在で、物質的現実の存在でありながら、透視でき、向こう側の現実を幻想化する・・・。
 
というような、その本にしてはひどく感覚的な記述がまえがきにあり、感じ入りました。
 
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普通によく見かけるガラスの小瓶などにも魅かれます。ジャムの瓶などなかなか捨てられません。(先日、夫がまとめて捨ててしまいましたが;)
 
化学実験のガラス器具なども、大好きでした。
 高校2年のころ大好きだった同級生(男子)は、化学部の部長さんでしたし。( <− 関係ない情報 )
 
明治〜昭和初期のガラスの徳利も2つほど持っています。江戸ガラスの盃もひとつだけ。
 
昔書いたブログ記事: http://d.hatena.ne.jp/Fumiba/12000211
 
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ここ数年、透明樹脂(レジン)をつかったアクセサリー作りなどが流行しているようです。
 
透明ななかに何か素敵な世界を封じ込めたい…。
 
レジンを使うと。そんな思いが、比較的手軽に叶えられそうです。
 
ぴかぴかオタマトーンキャンディも、レジンに封じ込められた小さな世界だなー。
オタマトーンクリアの口に入れるなんて、どなたのアイデアなのでしょう?
 
(つづく<たぶん>)