テキストから/テキストへ/テキストと

水曜日、「ハギの祭典」ライブの前、根津美術館で行われていたこちらのコレクション展へも行ったのでした。(西麻布が近いことにびっくり。)
 
「和歌を愛でる」(コレクション展)
http://www.nezu-muse.or.jp/jp/exhibition/index.html
 
詠まれ美しい筆跡で書きつけられた和歌
写された和歌・・・後世へ残すため。あるいは贈与するために(豪華な料紙)。
和歌から絵へ・・・歌仙絵。和歌に詠まれた情景を描いたもの
工芸品・・・和歌にちなんでつくられたもの。そして和歌の情景に見立てられた道具。
 
和歌。日本に文字が入るずっと前から存在し。現在まで続く言葉・文による表現の様式。
千年以上の歴史があるだけでなく、そこから派生した文化もさまざま。
 
重要文化財春日山蒔絵硯箱の図柄、大好き。見飽きません…。
http://www.nezu-muse.or.jp/jp/collection/detail.php?id=50003
 
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それら和歌にまつわる展示物を拝見しながら。どうしても思い出さないわけにはいきませんでした。
 
明和電機ナンサンスマシーンズ展。EDELWEISSの部屋を。
 
テキストと物の関係。
 
一方は、詩があって。文字(仮名)芸術で表され。写本があり、「切」になって拡がり。絵に描かれ。道具が生まれ、愛でられ。
 
一方は、物語があって。本になり、ロゴやマーク?が現れ。場面がジオラマとなり。登場するモノたちが形をもって作品になり。
 
似ています同じです。
 
でもちがうところは。
和歌は大勢の人がよってたかって千年以上継続している現れなのに対し。
EDELWEISSのほうは、Novmichiさんという独りの方だけが携わるプログラム。
 
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社長が例として出される「源氏物語」はどうかな。
2008年、書かれて一千年ということでたくさん企画があったらしいけれど...。
作者の紫式部さんは、自分が紡いだ長いお話から。絵巻物になること。お香になること。工芸作品が生まれることなど想像していたのかしら。
 
そして。物語の各種方面への拡大、として社長がとりあげになったといえば「スターウォーズ」もありました。
 
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いつぞや、社長が、「エーデルワイスの物語はオープンソースです。」というようなことをつぶやかれたのでした。
 
社長は、自分以外の人へこの物語による現象(?)を広めたいと思っていらっしゃる節もある。
実際、今回の展覧会で「二次創作本」・・・それはそれは完成度の高い・・・が販売されているくらいですから。
  
社長の考えていらっしゃることって。やりたいことって。大きいな。大きそうだな・・・。
 
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昨夜、社長twitter で重大な発表がありました。

4月19日〜6月1日 花が咲き誇る庭園のある美術館、芳澤ガーデンギャラリーにて「明和電機 EDELWEISS展」を開催します。EDELWEISSの四番目の物語「泣く羊」を発表。 pic.twitter.com/UNO0Y2SwBH
https://twitter.com/MaywaDenki/status/429201649962217473