笑いのメカニクス

以前、「笑い」について、自分の感情の動きから捉えようとした記事を書きました。
 http://d.hatena.ne.jp/Fumiba_m/20110418/1303083101
 
中学生のころ部活の先輩から。笑い声がアニメのムーミンが走る音に似てるね。といわれたことがあります。(今ではいくらなんでもそんなかわいらしい音はたてていないはず;
30代の頃は。笑い声で勤務室にいるかすぐわかるよー。と庶務を仕切っている係長さんから言われました。
つまり、よく声を立てて笑い、しかも、他と差別化できるおかしな声を出しているのでせう。( <− 自覚なし; )
 
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余談でした。笑いについて再び。今回はメカニズム的に。
 
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『緊張して、それが緩もうとする』ときに自分は笑うなー。と、若いころ、感覚的に気づきました。
 
 緊張すると
 > 眼を見開き、口元がこわばり、口角があがって口が開きそうになり。
 
 そこに、緊張する必要はないー、という反作用的な力が発生
 > 口がぱかっと開いて、声帯や呼吸器官が痙攣。ー> 笑い
 
図で示すとこんな感じ。

えと。(おもに)外界からの刺激により。内的な「緊張」を強いるベクトルの力と。「緊張」から「弛緩」へ強いるベクトルの力がかかり。その場にある『器官』が圧迫され痙攣し震える。ー> 笑い
図はパワポで作成。何気に「BBU概論」( http://bbu.kayac.com/theory/chapter2/ ) のイラストをそのまんま真似ています。
 
かのカントが、『判断力批判』のなかで
「笑いとは、緊張した予期が突然無になることから生じる情動である。」
と述べているそう。
 
 当方の感覚と共通しているー!
 
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こんなことをつらつら考えているのは、明和電機社長ブログのWAHHA GO GO 開発関連の記事を再読してしまったから。
読むたびに新しい発見があります。(当方が忘れっぽいというのもある;
 
このマシンは、当初、バカロボに向け開発がはじめられたようです。(間に合わなかったんですね;
 
社長ブログを読み返しながら。
 
WAHHA GO GO は、琴線をはりめぐらした空間を進むように、ごく繊細な思考受容課程を経てつくられたマシンなのだな、ということに思い至り。
 
脳細胞のいくつかがチリチリチリチリ震えました。