今年もよろしくお願い申しあげます

新年あけました。
 
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年末、親戚に不幸があり、かなしくさびしく複雑な思いをしています。
 
寒い冬だからでしょうか。
お悔みのニュースが多い気がします。
 
社長のおかあさまが大みそかになくなられたのだそう。
それは・・・かなしいですね。
 
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さて。
 
恒例の、
 年末年始を夫の実家ですごし、仕事始め直前に帰ってきたならば、明和電機ジャーナルが届いていたよ♪
が今年もでした。
 
今回のジャーナルの特集は「明和電機無印良品」。

 
《くらべた展》@有楽町アトリエムジ、といえば。はるか過ぎし夏の企画ではないですかー(笑)。
 
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トークイベントでうかがった話が、とてもていねいに解りやすくまとめられています。
 
とくに、ナンセンス・チャートのページ。
端正な構成でまとめられています。

 
きちんと整理されていて、書いてあることが・・・チャートの内容がかなりヘンです!
 
ふふふ。理解不能な内容もあるけれど、なんだかひどく社長らしい。
 
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今年もよろしくお願い申しあげます。
 
えーっと。
次のジャーナルも待ち遠しいです!
 
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今年は明和電機設立25周年。四半世紀。
楽しみです。
 
自分はどうやって楽しもう。
たのしみに考えたりいたしましょうー。
楽しむ能力をさらにのばしたいー。

もうすぐクリスマス

明和電機公式サイト 最新ニュースのページ:
http://www.maywadenki.com/news/
 
香港での「It’s a COPY展」。
そして、深圳に新しくできた Design Society に、オタマトーンStoreが期間限定オープン。オリジナルグッズも販売されているそうです。
明和電機、中国でいい感じにお仕事がつながっていますね。
 
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SOUND DESIGN FESTIVAL in Hamamatsu 2017 では、スズキユウリさんとのトークがあったそうです。
しかも、なんとなんと、明和電機のステージにユウリさんが立たれたのだそう!
(動画をUPしてくださった方、ありがとうございます。)
 
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高専ロボコン
生放送!(・・・大変そうでした。) 
そして、ネット配信。
ロボコンをTVで夫と一緒にわいわい見るのが定番になりました。
社長と池澤あやかさん、レジェンドのみなさん他がネット配信担当をされるの、もう何回目かしら?
 
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ほか、追いきれておりませんが。
 
もうすぐクリスマス。年末年始。
オタマトーンたちがたくさん売れますように!

メディアアート展

岡本太郎美術館へ行ってきました。
生田緑地、都心から近いのに山地を感じさせ気持ちよかったです。
 
企画展 「岡本太郎メディアアート 山口勝弘−受け継がれるもの」展
http://taroandmediaart.com/
 
キーパーソンは山口勝弘氏。
筑波大学ゆかりの作家が多く、昨年の筑波大学《総合造形》からのつながりを感じました。
そして、そこに岡本太郎メディウムとして、そして圧倒的な個性として存在。
 
おもしろい企画でした。
山口氏の作品をまとめて拝見でき、貴重でした。
 
明和電機の展示の模様…

 
明和電機社服を召して(ネクタイは赤!)、パチモクを背負った太郎さん。
 
岡本太郎氏と明和電機の「商品」作品がうまい具合に混然と並べられています。
・・・意外に双方なじんでいます。
 
向かって右手に、パクられた魚コードケーブルの拡大版。
ナンダコレ? どうやってつくったのかな?
 
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売店で意外な雑誌が売られていて虚を突かれました。
http://store.art-it.jp/shop/artit/65
 
2005年に発売された「ARTiT」。特集”メディアアートって何だ?”。
クワクボリョウタ氏のインタビューがとても興味深く、ぱらぱら読んだあと買ってしまいました。
 
12年前の。”メディアアート”をめぐる・・・。
 
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10歳ちょっとだけ、若い。
取りあげ方が、リリカルに感じられました。いま、見てるからかしら。
 
メディアアート”という語はよくできていますね。
表象の対象する質は変わっていくだろうけれど。残ってほしい言葉だと思いました。
 
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自分は、工芸品的なもの・・・近代の、新しめのアンティーク的なアート?にしか興味の中心がありませんでした。
 
つまり、某方の活動や作品に遭うまでは。
 
こちらの雑誌を買ってみました。

美術手帖2017年12月号

美術手帖2017年12月号

 
これまでの10年。
これからの10年。
 
キーワードはスピードあげてうつろっていくだろう。
 
カタチや意味は、何が、何処に残るのかしら。

「弁理士の日」記念イベント2017

先の日曜日、イオンモール幕張新都心で行われた標記イベントへ行ってきました。
明和電機社長が登壇されるというトークセッションが目的です。
イオンモールが広すぎて、向かう途中、たどりつけるか不安になりました。)
 
ところで。
弁理士さんてどんなお仕事?
特許を扱う専門家がいることはよく聞きますが(・・・求人情報でよく見かけます・・・派遣先の職場でも関連ワードをよく聞きます)、”弁理士”とうかがっても、あまりぴんときません。
 
日本弁理士会のサイトから、「弁理士とは」ページ:
http://www.jpaa.or.jp/patent-attorney/
 
特許庁のサイトから「制度・手続」のページ:
http://www.jpo.go.jp/seido/index.html
 
・・・素人が制度や手続きの全容を把握・理解するの、かなり難しそう。
申請手続きの助けをしてくれるプロが弁理士さん、ということでよろしいでしょうか。
 
「特許」「実用新案」「意匠」「商標」。
身近なようで遠く、遠いようで”意外と身近なのかも”と感じられる言葉たち。
 
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トークイベントは、MCの方と、弁理士さん二人と社長の計4人によって行われました。
そうそう、途中で"チーバくん"と"はっぴょん(日本弁理士会関東支部マスコット)"も登場。
 
社長は、まず《オタマトーン》を紹介(奏されたのは「恋は水色」)。
オタマトーン》はすでに実用新案を出しているそうです(たぶんキューブさんが?)。
それから《ベロミン》、続いて《小ベロミン》を披露。(「こ」は小か子か仔)
 
《小ベロミン》、はじめて見ました!  どうやらつくられて間もないようです。ポテトチップスの空筒を共鳴体にして、べんべんととてもよい響きで、社長が音を出された瞬間、びっくり感動がありました。
 
この《ベロミン》について、申請する相談(特許?実用新案?)を弁理士さんに行っている、ということです。
(・・・社長が日ごろから弁理士さんと相談されているのか、今回のイベント向けてのひとつのネタなのか、は不明です。)
 
「発想したアイデアの仕組みを自分は解っているけれど、世の中にもうあるんじゃないだろうか、もっと広くからとらえてもらえるのじゃないだろうか。」
社長はそんなことを仰ってました。そこで、弁理士さんに相談する必要があるのです、と。
 
あと、魚コードケーブルがパクられ話題になった例の件もすこし紹介。
 
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「アイデアを依頼者と相談しながら言葉にします」と弁理士さん。
申請のためにはアイデアの文章化が必要なのですね、なるほど。
 
「これ(《小ベロミン》)の仕組みを言葉で置き換えるとどうなりますか?」と弁理士さんに無茶ぶりする社長。
「え、いきなりですか・・・; 『一本の振動する金属製の板バネがあり、その長さを調整し音程を変化させる円盤があり、ばねの響きを振幅する共鳴部があり、それがひとつになっている楽器・・・』」(表現の細部は覚えていませんがおよそこのような内容でした)
流石のプロでいらっしゃいます!
 
あと、弁理士さんは、発明者と話していると夢があって楽しいけれど、申請は一番初めにした人に認められるのでなるべく急がなくてはならないこと、アイデアは見せびらかさず黙っていないといけない、というようなお話でした。
(え、社長、滅茶苦茶《ベロミン》を公に見せびらかしていますよ!?)
 
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このあと、スペインの人気バラエティ番組に出演を果たした《ドロドロボット》の話題から、外国で特許権をとる話へ。
それぞれの国での特許権となるので、外国の弁理士さんと相談するとのこと。あと、いろいろ国際的な取り決めもあるそう。難しいものです!
スペインで大受けしたというこのロボット。アイデアがパクられたらショックですね。
 
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それから、発明権に年齢制限はなく、子供でも特許権をとることができるそうです。
実際、子供がとった実例もあるそう。
 
「ちびっこたち、もうかるよ!」と現金な社長。
 
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「申請してお金がはいってくる権利、とても大事です」と、それがトークイベント〆のお言葉でした。
 
ほんとうにね。発想してそれを形にすることを仕事にしている個人にとっては特に・・・。
 
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限られた時間内でしたが、きちんと打ち合わせされたことをうかがわせるスムーズな進行でした。
楽しく勉強になるトークをありがとうございました。
(当方、この後に所用があり、このあとのパフォーマンスは見ることできなかったのが残念です。)
 
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このイベントで紹介された《小ベロミン》、昨日行われた川崎市岡本太郎美術館でのワークショップでも使用されたそうです。例の被りバージョンのミニミニ版のかわいいヘッド付き!
http://taroandmediaart.com/events/beromin.html
http://www.maywadenki.com/news/taro_and_mediaart/
 
ワークショップで用意された工作キット、一般へも売ってください〜。どうぞ〜。
 
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昨日夜、社長はDr.Usui主宰シンセポップミュージックイベント「Switched On!」に出演し、暴走、もといはっちゃけたそう。
 
えーと、社長というか、胎児:サバオが。サバオも。
 
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明和電機の株式会社ができて、今月で一年になりますね。
創業一周年、おめでとうございます。
 
よしもと所属からも離れたとのこと。
 
起業、どうかつつがありませんように。
(とファンとしてすこしまぶしく思いながらおいのり。しながらお祝いです。

エレクトロニコス・ファンタスティコス!トークイベント

昨日、こちらのトークイベントへ行ってきました。
 
エレクトロニコス・ファンタスティコス!〜本祭 I : 家電雷鳴篇〜11月4日 トークイベント「蛙と魚と蟹と未来予想」
http://electronicosfantasticos.com/
https://www.facebook.com/events/389023604846856/
出演:藤浩志、土佐信道-明和電機)、津田大介(モデレータ)、和田永
 
和田永さんと言えば。 
拝聴する機会があった《Braun Tube Jazz Band》。氏が並んだブラウン管モニターを独り奏す。素晴らしいパフォーマンスでした。
 
そして、オープンリールアンサンブルの活動、
ICCで展示されていた《時折織成》のリリカルな印象も忘れ難く。
 
今回は、電磁波であの世とこの世をつなぐ奇祭(?)の首謀者として。
 
藤浩志さん。今年の六甲ミーツアートで観ることができた氏の展示。配置の妙から繰り広げられる世界の構築手腕に、夫と一緒に感じ入ったのでした。
 
津田大介さん。その活動から目が離せない。最近では、あいちトリエンナーレの芸術監督に就任されたことも話題です。
 
こだわりのある四方のトークはとてもおもしろかったです。
仕事ができるモデレータがいらっしゃると、話がよい具合にぱーっと発散しても安心して楽しめますね。
 
特に和田さん、おもしろすぎです!
 
 生物と宗教とフェティッシュと。
 悪夢と妄想と。
 癒しと。
 音とパフォーマンスと。
 情と理性と。
 つっぱりと。
 科学と技術進化と経済の動向と。
 地域と。
 希望と鬼と。
 
 未来。
 
(奇祭:電磁盆踊り大会は今日が本番だそうです。参加するパワーが切実にないのが残念)
 
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明和電機はこの秋も精力的にライヴ活動などこなされています。
公式ニュース: http://www.maywadenki.com/news/
 
いろいろな年齢のさまざまな人たちが、明和電機のライヴに出遭いびっくりしただろうな、おもしろさに感じ入るのだろうな、と想像すると、なんだかとても愉快です。

篠田守男× 明和電機展@AWAJI Cafe & Gallery

http://www.maywadenki.com/news/floating_indusry/
 
標記、絶賛開催中です。
 
開催初日のおひるにうかがいました。衝撃ありました。
篠田先生の自宅(の雰囲気)を再現しているという、奥のほうに展示されている作品たちが、篠田先生 or 社長のどちらの制作か、あるいは共作なのか、すぐにはわからなかったのです。
 
オープニングイベントでは、明和電機社長による《アクアライト》や《プードルズヘッド》のパフォーマンスが行われたそうです・・・。(SNSを検索しませう!)
 
*****
22日の、篠田先生と社長の対談トークイベントは、巨大台風がせまりくる日でしたが決行され、参加することできました。
 
楽しかった!
社長と篠田先生は終始、《謎のアルミ製眼鏡》をかけてお話されました。筑波大での秘話等、盛りだくさんでした。
 
*****
トークのなかで印象的だったこと(メモかわりに)
 
自らの創作活動について。
先生は「創造者である神への抵抗」であると。社長は「神にしかつくれない生命を創ろうとしてあがく」というようなことを。
 
篠田先生の新治に巨大構造建築物をつくるプロジェクト(許可が下りなかった)。CG化を社長が行ったことを初めて知りました。
 
今回の展示企画のビジュアルの、篠田先生と若き社長が新郎新婦にしか見えない謎の写真について。
これは、技官だった社長が中心になって企画した、先生の退官記念パーティーでのひとこまだそうです。
先生は、特別あつらえの銀色の窮屈なスーツ。社長はウェディングドレスにティッシュの花を頭に。会場は大学の工房。いまは著名となった後輩たちの出しもの。アクアライト。
 
篠田先生の新作について、社長が「メディアアート学科3年生のような作品」。センスの若々しさ。
 
先生から一番影響を受けたのは:
・物質にエロティックをこめることができるということ
・物質に哲学をこめることができるということ
と社長。
 
今回の展示は双方の作品が混濁し2人展として大成功ですね。
とシノモリ先生。
 
(特筆すべき内容がまだまだたくさん)
 
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このトークイベントの音声が社長ブログに公開されています。有難いっ。
http://www.maywadenki.com/blog/2017/10/24/974/
 

秋来ぬ

つくばから東京へ越してきてもうすぐ半年になります。
都会暮らし・都会の仕事。あまり適性がありません…。
 
あんなに馴染めていなかったはずのつくばがすこし懐かしいです。
 
そんな自分に朗報。
 
篠田守男× 明和電機展 FLOATING INDUSTRY ~空飛ぶ工場~
2017年10月20日(金)〜11月4日(土) 11:00〜19:00 休館日:月、火曜日
AWAJI Cafe & Gallery
http://www.maywadenki.com/news/floating_indusry/
 
シノモリ先生と明和電機がグループ展! シノモリ先生の新作!
どんな空間になるのかな。わくわくします。
 
会場となるギャラリーが派遣先職場から近いのです。うれしいなー。
 
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明和電機工員さんの募集が出ています。応募期限は今週の金曜日までだそう。
http://www.maywadenki.com/news/koin/
 
また、よい方が採用になるといいですね。
 
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MAYWADENKI STORE で、《バウガン組み立てキット》とセールになっていたオタマトーンでじたるを購入しました。
 

新しいバウガンキット。パッケージがかわいい♪
 
まだつくっていないけれど、部品や説明書をチェックしました。
改善がいくつかされています。流石。