毛不易さんのMV「盛夏」

先日、社長がツイッターで最近のお仕事を紹介されました。
 

中国のミュージシャン、マオくん(毛不易)とMV作りました!明和電機は新型楽器を開発して演奏。素材はハイヒール、バッグ、香水瓶、ドライヤー。
https://twitter.com/MaywaDenki/status/1004620615536349184
16:06 - 2018年6月7日

 
新製品! 新しい楽器たち。
既存の明和楽器たちにすこし似ている・・・そしてバッグやパンプスや香水瓶、ドライヤーなどを用いていて《エーデルワイス・シリーズ》を彷彿させる・・・。
 
やさしくやわらかく素朴なボーカル・楽曲。
昨年、中国のテレビ番組スターオーディション番組(?)で優勝し、注目されているシンガーソングライターの方のようです。
(鋭意、ネットで調べているのですが、興味深い方です!)
 
経理担当者がオルガンを弾いていらっしゃる・・・。(豪華!)
編曲/サウンドプロデュースをヲノさんが担当されたそうです。
 
ゆかしい。
単発的な企画なのかしら。
 
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7月から大分での【ナンセンスマシーン展】がはじまり。(イベント充実!)
http://www.city.oita.oita.jp/o210/bunkasports/bunka/bijutsukan/maywadenkiten.html
 
関東でもいくつかの社長登壇イベントやライブの予定が公開されいています。
 
つくばロックフェス
http://goosefreshbeat.web.fc2.com/
トクマルシューゴさんと共演されるのかしらっ?
 
今月、再就業しました。
ほっとしましたが、まだよろよろのへろへろで休みをとれそうになく、土日でも遠出する各種余裕がなさそうです・・・。
 
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そんななか昨日、「学生ロボコン」のネット配信で、社長がタブレット片手に活躍されているのをおうちから拝見でき、うれしかったです。
(今年の「学生ロボコン」、おもしろいですよー。本放送にも期待です。)

第20回亀倉雄策賞受賞記念 「中村至男展2018」

今年のはじめ、公益社団法人日本グラフィックデザイナー協会(JAGDA)が運営・選考する亀倉雄策賞をあの中村至男さんが受賞されました。
http://www.jagda.or.jp/awards/kamekura/20/
 
その受賞記念の個展が銀座のクリエイションギャラリーG8で開催されています。(開催期間あとすこし!)
http://rcc.recruit.co.jp/g8/exhibition/201804/201804.html
 
はじまって間もないころに観に行きました。
 
 去年の初個展のときに展示されていた様々な作品たちにまた会えるー。
 
と安易に想像していたのですが、まったくちがいました。
展示されている作品のほとんどが、昨年からの新たなお仕事だったのです。
特に、新作20連ポスター「universe」は独特で楽しく、一枚一枚がひとつのポスターとしてなりたっていながら、ストーリーやつながりがあるようなないような(接続と飛翔と切断と)、どう展開しているのか不思議に思いながら作品のあいだをぐるぐるしてしまいました。
それから、形。面と線と、丸。
シンプルでいて、子細に観察しまわりたくなる形。色。
 
昨日は、中村さんによるギャラリーツアーが行われました。
 
 ご本人から直接、作品についてうかがえる!
 
行ってまいりました。
 
「言葉で説明するなんて野暮なんですが。」
と前置きがあり、丁寧な作品解説をうかがうことができました。
 
もったいないので詳細は省きます(おい)。
 
 氏の口調からうかがえる人柄は、その作品のように、わかりやすく、ユーモアがあり、なによりもおだやかでていねいでやさしい。
 一方、これまでも感じていたけれど、氏のセンスには、強く揺らぎない芯・・・核があるのだなあ。成功しているデザイナーのなかでもきっと稀なほどに。
 
と説明とともに作品群を拝見しながら染み入りました。
 
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さて、この展示のなかばにはこのような企画も開催されました。こちらも行ってきました。
 
2018年4月18日 トークショー「青春! 同級生鼎談」 出演:秋山具義、土佐信道明和電機社長)、中村至男 ※敬称略
http://rcc.recruit.co.jp/g8/related_post/event/20180401_21190.html
 
中村さんと若いころから濃厚なつながりがあるふたり。でも、この3人でのつるみはこれまでなく、中村さんは「別の漫画の主人公が並んでいるみたい!」と楽しそうでした。(ふたりとも黒ぶち眼鏡のもじゃもじゃ頭ですしねw)
 
「eat金沢」関係で社長ともつながりがあるアートディレクターの秋山さんは、中村さんと大学同級生。お話をうかがうと、当時、よく一緒にいる仲だったよう。 大学時代の思い出話がたくさん。 それから、対談のなりゆきからお二人の関係性がしのばれたのもおもしろかったです。
 
社長は明和電機関係の中村さんの仕事を紹介。あとは聞き役にまわることが多かったかな? 
中村さんは、《ウケテル》の矢が魚に刺さった瞬間を一回だけ目撃したことがあるそうです。

25周年記念コンサート

明和電機25周年コンサートについて思い返そうとすることに困難があります。
夢中になるあまり(?)、後で全体(セットやセトリ)がよく思い出せないのです;
 
あのヒト&マシン・オールスターそろい踏み20周年のときはどうだっただろう?
当ダイアリーを読み返してみる。・・・内容についてまったくと言っていいほど書かれていませんでした。おい。
http://d.hatena.ne.jp/Fumiba_m/20131218/1387315220
 
仕方がないので、なんとか記憶から引きずり出した”そのとき頭に浮かんだ印象”をいくつか箇条書きにメモしておきます。
(一部バカ丸出しなのをあらかじめお詫び申し上げます。またネタバレ(?)しています。順不同です。
 
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ヲノさんのオープニング社歌足踏みオルガン演奏! 幕があがるのゆっくりすぎ、演奏している姿を拝見したい! 
 
《パチモク》の翼端、木魚より内側の上部に電球が付いていて、指パッチンに同期し光る仕様になっている・・・。(初めてかしら? <−おぼろ
 
社長、髪が長すぎ。クルクルしすぎ。(仕方ないケド。
 
歴代《コイビート》奏者(会長、スズキユウリさん、kimuraさん)のじゃんけん小芝居! 特にユウリさんの眼を押さえる芝居ーw
 
Odaさんの介添作業って、一流。 kimuraさんの意識配り、一流。
 
君に、胸キュン! きゅんきゅんきゅんきゅんきゅん! 貴重すぎるー(TT)。
 
ひらつかホールでこんなに明暗ダイナミックな照明効果が使われるのって、はじめて見たかも?
 
《パンチくんレンダちゃん》がきょうはふたりともすごい美人。
 
サバオくん何してたの・・・。
センター《デカサバオ》のゆるゆるな閉まり具合がきょうは絶妙。
 
《ボイスビブラータ》で兄弟のはもり、で《放電魚》。うれしい。
数日前にレンブランドの本物の”王女の弟”絵も見ることができたし、なんてなんて良い週なんだろう。
 
魚電魚の電球が割れた? ふわっと立ち上る煙。続けられる演奏。ええと、メルヘン。
 
マリンカの大きいほうふたつは、きょうは開かないつもりらしい・・・。
 
会長の歌うバラード(ハート)。弟くんのはもり(ハート)。
 
いろんな音がよく聞こえる・・・《グラスカープ》ってこんなにきれいな音だったんだ。
このホール、音響がいいー(嬉)。
 
《セーモンズ》さん。肺が紙ジャバラ仕様のリニューアル彼女。きれいに歌ってるー。
 
わあアイドル社長だっ。初めてっ。
 
ツクバの風にまた吹かれたい。
《武田丸》改造された模様。ホーンの向きが変化している? 
 
バリバリで「一番ステキな体でいこう」を演るの? 聞いてないよ! 練習していないよ、踊れないよ〜!
((その後のトラブルはおもしろすぎたので省略。
 
好きだった工員さんが卒業されるの悲しい。
でも、ふたり卒業するこのタイミングで25周年記念ライブを間に合わせてくれて感謝しかない。
 
(河童の旗、また片方だけー? なんの呪いw
 
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・・・後日追加するかもしれません。
 
「風のピタゴラス」「飛び出せロマンス」がとても印象に残りました。
「飛び出せ〜」は封印されたのかと思っていました。聞くことができるとは思っていなかったので驚きました。
 
すこしだけ時代を経て。刹那的な感傷を経て。続く世界とヒトの気持ち。
 
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かなり前方、ほぼ正面の席でした。
ステージ後方三方の演奏の様子がよく見えなかったのが残念。
でも大変な良席でした。
 
ステージ上、見どころが多すぎるくらいたくさんあるのに。 
うっかりすると、社長の表情ばかり追っていた気がします。社長の「覚悟」や「やさしさ」や「熱」を感じられる席でした。
 
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25周年コンサートを実現してくれて、ありがとう社長、ありがとう関係者のみなさん。
 
社長がリアル社長になってからはじめての日本「松ライブ」。
成功おめでとうございます。
規模も時間もタイトだけれど、うるわしくまとめられ新しいこともいくつか示された必見良質な”製品デモンストレーション”そして”祝祭”でした。
(トラブルにもバリエーションがあって楽しかったですー。

明和電機事業報告ショー2018

2018年4月14日土曜日、「明和電機事業報告ショー2018」&「明和電機25周年記念コンサート」が開催されました。
 
 ホントに両方やるの!? 無茶じゃないの!?
 
決まったとき、そして発表されたとき、関係者と明和ファンのほとんどがそう感じたのではないかと想像されます。
 
・・・本当に両方、めでたくも明和電機社長御誕生記念日に見事開催されたのでした。
 
以下、はしょりにはしょってざっと…。
 
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明和電機事業報告ショー。
 
オープニングに意表をつかれました。
藤本実さんが代表を務める mplusplus のパフォーマンスから。
EXILEのステージなどで有名な、明るいLEDがちりばめられたボディスーツを着用したダンサー二人が、音楽に合わせゆっくりと観客席後方からステージへ降りてきます。
LEDはカード大7セグディスプレイ状に配置。身体全体にまとったたくさんの数字が複雑なパターンで表示されるよう点滅の制御がされています。
数値が変化していくあまたのデジタル数字をまとった、赤と青のふたり。
mplusplus人気パフォーマンスの延長でありながら、スマートな現代アート的文脈が感じられ、成程だー。
 
 かっこいい!まるで明和電機イベントではないみたい(笑)。
 
そして薄暗いステージにパチモクを背負った社長が現れました。
 
携帯用の100Vバッテリーでパチモクを動かそうとしたようですが、まったくうまくいかず。
バッテリーを交換してもダメ。
 
 あー、まったく、しょっぱなから期待を裏切られない、いつもとおりのぐだぐだだわー。
 
と、ほっこりなごんでいたら。
 
社長の「スイッチ・オーン!」の掛け声で、幕が開いてステージが輝き、はじまったのでした。
明和電機のヤックウィ〜ン」
 
後方には会長と、ロンドンからきているユウリさんと、経理のヲノさん。
前方には社長をセンターに4人の工員さん。・・・kimuraさんとodaさんと工員N×2!!!
 
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いきなりの豪華さに度肝を抜かれ放心しているうちにはじまった事業報告ショー。
 
PC操作に滞りなく、その後は例年になくさくさくと快調に進められました。
 
充実した2017年度の報告。(鋭意省略すみません)
そして2018年度の予定は、いつも通りさらっと。
 
夏から秋にかけて、九州のふたつの美術館(大分市美術館・長崎県美術館)でナンセンスマシーン展が開催されること。
 
 行キタイデスヨネッ
 
5月に函館で、コンサートとふたつの企画展が行われること。
 
 急な発表だー。
 
そして、カービィモデル発売情報が既出で話題騒然(その筋で)のオタマトーンについて、さらに新しい発表がふたつありました!
 
まず”KISSモデル”の登場。・・・あのロックバンドのKISSです。
いつの発売になるのか定かにはされなかったのですが、「公式」に話が通っているようです。
 
 欲しいかもっ。
 
それから、iPhoneAndroidの両方で利用できるオタマトーンテクノ用のアプリが開発中とのこと。
 
 なるほどなるほど! それはあったらいい・・・というか、必要です! 公開が待たれます!
 
そして、制服着た観客がステージに呼ばれ、社歌で〆。いつもうれしい企画ですー。
 
*****
 
事業報告ショーは写真・動画の撮影可と案内されました。
(ネットにいくつも動画が上がっていてうれしいです。
 
ライブ開始を待つ短い間、「こみねベーカリー」へ行ってパンを購入。イベント同行者(夫)は、荏原スクエアの公園で総菜パンを小腹へパクパク。
 
・・・25周年ライブについては次回へ続きます(おそらく)。

新宿でオタマトーンデモ

私事ですが、3月いっぱいで失業です。
鋭意、求職中。
 
今月、明和電機のスタッフ募集が珍しく性別・年齢の制限なしで出されました。
思わず、Adobeソフトを付け焼刃に勉強し応募しようかしら、と0.7秒くらい考えました。
 
*****
先日、新宿の山野楽器(ロックイン新宿ギター&ドラム館 )で明和電機オタマトーン・デモが行われました。
 
住んでいる場所から近場です。
近所と言ってもいいくらい。・・・でも、人の多い新宿の街は苦手です。
 
どうしようかしら。
そうか、いっそ、制服を着て参加しよう。
(自らのことながら若干、思考の脈絡が見えない・・・。)
 
ということで、夕方、ヤマメン製公式ナッパ服をはおり、とことこ出かけてみました。
 

オタマトーンテクノの演奏がとても映えていました@ロックイン新宿ギター&ドラム館
(写真はオタマトーンの演奏)
 
社歌をおどって気持ちよく帰りました。
 
東京の街角で青い人たちによるオタマトーンデモ。
 
春らしいイベント体験でした。

スイッチ展@TASKO@ムサコ

今月、TASKOさんの武蔵小山ファクトリーで開催された「スイッチ展」。
 
つくれ!ムサコ vol.9『デバイスやろうぜ!!~スイッチ編~』
http://tasko.jp/news/switch-ten/
 
2月前半の土日祝日に開催された展示と、17日に行われたトークイベントへ行ってきました。
 
スイッチ、と聞いて。
とてもいいなー、と思ったのでした。
 
具体的なスイッチも、抽象的なスイッチも。
頭に思い浮かべても。記憶をたどっても。
 
展示を拝見して。
 
いろいろなスイッチが壁一面に展示されていて。
昭和的な押し甲斐あるスイッチの付いた、ちょっと意表をつくような電機製品がいくつも。
制御のためのスイッチがいっぱいの電飾があり。
ザリガニワークスさんの各種《自爆スイッチ》があり。
 
スイッチ展のテーマ曲が流れていて。
(スイッチをおしたくてもおせない曲? Dr. Usui 作曲
 
スイッチってやっぱりいいなー、と感じ入ったのでした。
 
実際に、見て。触れて。
 
 ON/OFFを切り替える。
 なんらかの仕組みと”わたし”の間にある。
 ONにすると何かが起きる。何が起こるのかな。
 
 指への感触。
 カチツと切り替える。伝わる弾力。
 回す、押す、倒す、引っ張る、触れる。
 けっこう複雑な仕組みがはいっている。
 小さくて。そして、何回つかっても大丈夫。とっても丈夫!
 
*****
トークイベント。
出演者:土佐信道(明和電機)、武笠太郎/坂本嘉種(ザリガニワークス)、沖山良太(TASKO inc.)
  
メモ:

  • TASKOがつくったモモクロ電飾衣装用スイッチ。おおぶりな四角形のボタンに4つのスイッチが仕込まれていて、どこを押しても着実につく。
  • TASKOの仕事ではハイブリッドなものを求められる。
  • 自爆スイッチの歴史。1999年デザフェスで何も起こらないボタンとして。その後、量産。豪華版もあり。
  • 《ちっコイ-ビート》が展示してあったのですが、浜松のイベントでスズキユウリさんが使用したあとなので左利き仕様になっていたそう。
  • 《音源マン》をかぶって《ちっコイ-ビート》を持った社長のインパクトたるや…。
  • マービン・ミンスキーの箱
  • 星新一の小説。人類の滅亡後、時がたってからレクイエムを流すロボット。(「ひとつの装置」という短編のようです。
  • フィジカルな重さがあってこそのクリエーション。重みがないとありがたみがない。
  • スイッチとドラムの快感は共通している。
  • 通信・・・スイッチ・・・モールス信号。
  • オルゴール付きの旧い扇風機。

 
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あー、もっと出演者や関係者の方たちのスイッチ愛について聞きたかったー。
あっという間の1時間半でした。
そういえば、展示してあった「ノック展」ゆかりと思われるリレースイッチ?振り子についてもうかがえませんでしたね; 
 
「デバイスやろうぜ!!」という企画の一発目だったということで。
今後の展開も楽しみです。

福袋来たる

明和電機の公式の通販サイトが、ときどきおもしろいイベントをやります。
年末クリスマスフェアは、ファンならけっして見逃せない商品がとりあつかわれたのですが、指をくわえていたら完全に出遅れました。
 
で、新春には初売り「福袋」企画が。
以前にファン限定明和電機福袋というものがあったそうです。
それを聞きかじり大変あこがれていた当方は、迷わず大人買いいたしました。
 
その内容を(おそくなりましたが)写真でご紹介。
 

これはすでに持っているのと「かぶらなかった」ものたち。
オタマトーンがけして自分では選べないかわいい色なのがこそばゆくうれしい。
《コイビート》クッション。写真をプリントした生地が精度よく縫製してあり気に入りました。
 

こちらは「かぶった」ものたち。
いいのです。複数持ちというぜいたくを堪能します!
「ロボ婚」引き出物のマグカップがはいっていた衝撃(笑)。
 

こちらは、《ドスコイ》に使われていたパーツ。アルミが厚くどっしりとしています。
 

カタログの内容が増えています。表紙に魚コードの図が。
 
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今週末、「eAT金沢」が行われているそうです。
明和電機展で訪ねた年はとてもあたたかな金沢でした。
今年はさぞ雪が見事でしょうね。