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岩波新書:西洋哲学史(近代から現代へ)

最近、読んだ新書:西洋哲学史―近代から現代へ (岩波新書)作者: 熊野純彦出版社/メーカー: 岩波書店発売日: 2006/09/20メディア: 新書購入: 8人 クリック: 34回この商品を含むブログ (73件) を見る 明和電機社長が好きなデカルトから始まります。 原典からの…

声/Magic

明和電機ボイス計画。 明和電機社長は、声の「機能性」と「呪術性」に注目されていらっしゃいます。 (当方は、この「呪術性」というのがよく分かっていないのです。) 2年くらい前に社長が、「呪術性」を表す英語は何が適切だろう、と twitter で問いかけ…

発声のメカニズムに関する最近の話題

久しぶりに発声の仕組みについてググりました。 沖電気工業の発声のメカニズムについて解説してあるサイト。 http://www.oki.com/jp/rd/ss/speech.html このサイトはまとまっていておすすめですね。 昨年の夏、twitterで話題になっていた香川大学の「発話ロ…

【ボイス/うたう】

明和電機社長ツイートログ仕分け・抽出・並び替えの検討作業。第九弾。 基本的に、今年11月16日までのツイートで構成しています。 今回はボイス。「ストレンジボイス」イベントが懐かしー。 創作の原点にかかわる部分に、抽出編集作業で操作を加えてしまうの…

夏休中

節電のため、職場が事業所別に輪番で閉まってます。 よって、今週はいきなりのお休み。 時給で働いている身としては、 職場のほうが涼しく圧倒的に快適だし。出勤した分しかお給料いただけないのだし。 えええ休みですか?という感じなのですが。 せっかくの…

しゃべる機械

明和電機プレゼンツ「ストレンジ・ボイス」で フォルマント兄弟の、「兄弟式日本語鍵盤音素変換標準規格」キーボード演奏。 せっかくの生だったのですから、奏者のお手元も見たかったです。 スクリーンに映された楽譜、何やらすごいことになっていました。 …

ゆめみるシャンソン人形

今朝、明和電機社長は、ベチューヌでの展覧会撤収のためフランスへ向けてご出発。 羽田発なのを間違えて、成田へ行かれたそうです。 きっとスタッフの方が、気を利かせ品川から便利な羽田発をおさえたのでしょうに。 Twitter の TL が朝からお祭りになりまし…

調教して歌わせる

先日の明和電機プレゼンツ「ストレンジ・ボイス」。 あのイベントの出演者のなかで。 ボカロ関係の御三方が、多分、一番お洒落でした(笑)。 ボカロPのキャプテンミライさんが、ボカロを使うことによりSF的な魅力がだせる、というようなことをおっしゃって…

ストレンジ・ボイス@よしもとプリンスシアター

ストレンジ・ボイス@よしもとプリンスシアター 昨夜 標記イベントへ行ってきました。 内容はというと。 社長が事前にブログ等に告知されていた全くそのとおりでした。つまり。 キャラクター性をもった新しい「声」のデジタル楽器「初音ミク」が日本だけでは…

声と情報と死者と

明和電機プレゼンツ「ストレンジボイス 〜奇妙な声の実験室〜」。 いよいよ明日です。 それにしても、他に例をみない謎な企画ですー。 昨夜の植木等氏ボーカロイドから始まる一連の社長ツィートを読んでいると。 脳ミソがハイパーに分解していくような心持に…

聞き取れなかったヘンな声

先日、明和電機社長が、世界最初に録音されたというエジソンの「メリーさんの羊」朗読を波形編集ソフトを使って無理やり歌にし、その音声ファイルをUPされたのでした。 http://maywa.laff.jp/blog/2011/07/memo004-1bcc.htmlストレンジボイス。最新のものか…

チワワ笛発売?

あのチワワ笛が、製品(本来の意味で)となって発売されるそうです。 電協ジャーナル最新版の第一面に、その情報は掲載されていたのでした。 突然ですが、チワワ笛を販売いたします! わはは、今アナタ、笑ったでしょう。まさかのアイテムですもんね。・・・…

ストレンジな声

今月26日のイベント、明和電機プレゼンツ「ストレンジボイス」開催に向けて。 社長が鋭意ブログを更新されていらっしゃいます。 http://maywa.laff.jp/ 設定と展開が、当方にはなかなか思い浮かべようもない方向。 ボカロについても疎いです。ついていけるで…

奇妙な声たち

公式サイトのトップ。 明和電機プレゼンツ「ストレンジ・ボイス 奇妙な声の実験室」に使われている絵?写真?って何なのでしょう。 何か、民博っぽい匂いが、ありありとしていて。気になっています。 出演されるフォルマント兄弟についてネット検索。 (ICC…

発声するロボット

一昨夜、NHK総合「ディープピープル」という番組で、三人の「人型ロボット開発者」が出演されました。 石黒浩先生とそのアンドロイド目当てで、見ました。 その番組の冒頭に、「機械的にしゃべっている」ロボットの映像が、短い時間でしたが流れました。 わ…

声の実験室

7月にこんなイベントが開催されることが発表されました。 明和電機プレゼンツ 「ストレンジ・ボイス 奇妙な声の実験室」 2011年7月26日(火) 品川プリンスシアター 開場19:00・開演19:30 入場料金:前売¥3,000(全席指定)当日¥3,500(全席指定) 一般…

さえずり言語起源1

明和電機ボイス計画。人間のように歌う歌姫ロボット。 彼女は、わたしたちが人間の言葉に聞こえる音を発するはずです。 社長は、それをどういうメカニズムで実現させようとしていらっしゃるのでしょう。 1)ヒトの声のように音質を変化させるハード機構。 …

マシンとして成り立つために

このスケッチ集では、開発スケッチが以下の4つの時代に分類されています。 第1期 イメージ拡張のためのスケッチ期 第2期 イメージ選定のためのスケッチ期 第3期 イメージ決定のためのスケッチ期 第4期 構造計算のためのスケッチ期 イメージ拡張・選定の…

本:ページをめくる

WAHHA GOGO 開発過程において土佐信道さんが描かれた100枚を超えるスケッチが、WEBで公開されています。 http://www.maywadenki.com/sketchbook/category/wahha/ これらのスケッチは、解説文付きの本にまとめられ、購入することが可能です。 (イベント会場…

笑いについて

わたしは、よく笑うほうだと思います。 日頃、たいてい、へらへらしているようです。 いいのか悪いのか; 自分はどういうときに笑うのだろう。 声を立てるほど大きく笑うときは。 外界で起きたことからの刺激と自分の意識の間に、何らかの思いがけなさ・違和…

本「WAHHA GO GO」

明和電機事業報告ショーの物販コーナーで。この本を買いました。 以前から。 買おうかなー。 でも、ネットで全スケッチを観ることができるし。どうしよう。 と思っていたのです。 売り切れ御免、と聞いていたので、これを機会に、えいやっ。 と買ってしまい…

あいうえおのいえ問題1

オタマトーンは、「両頬」を押さえることで「口」を開閉させ、ブー、というシンプルな電子音を「わうわう」(または「うぉうぉう」)と変化させるのが楽しいです。 「わうわう」のことを、フォルマント、と言うそう。 フォルマントをもつことは、音がヒトの…

機能性と呪術性ふたたび

きょうは、TEDxSeeds Conference 2010 というイベントの配信を、朝から見ています。 http://tedxseeds.org/conferences/2010 明和電機社長(趣味は碁)もスピーカーのおひとり。ボイス計画の話をされました。 聴衆のみなさん、笑顔でしたね。 セーモンズさん…

製作の意味の言説化

昨年の8月、社長ブログに気になる記事があります。 それは、「WAHHA GOGO をなぜ作ろうと思ったか」についての分析を、美術評論家でありコンピュータ関係の専門家である大学の後輩にあたる女性と長い対話をすることで行った、という内容です。 http://maywa…

声の「機能性」と「呪術性」

オタマトーン・フェア@明和電機アトリ工。WAHHA GOGO とセーモンズさんが、会場奥、スクリーン両脇にたたずんでいました。 以前、ネットでどなたかが書かれているのを読み、どうなのだろうと興味深く思い、頭の片隅にひっかかっていることがあったのですが…

電協ジャーナルの記事から

最新の電協ジャーナルに、「明和電機ボイス計画宣言展」の報告があり、社長がセーモンズII開発を決意するまでの経過が説明されています。 その記事がありがたいのです。これまでで一番平易にわかりやすくまとめてあるのでは。 進化していらっしゃる〜。社長…

歌声合成技術

たまたま職場で眼にした某公的研究機関の広報誌に、こんな記事が載っていました。 「ユーザーの歌い方を真似る歌声合成技術」 http://www.aist.go.jp/aist_j/aistinfo/aist_today/vol10_06/p12.html 公的機関でも、このような研究がされているのですね。YAMA…

眼と耳しかないロボット

セーモンズIIには、お顔に眼がありません。耳はどうなのかな。眼と耳のないロボットになるのでしょうか。 ふと思いつき、眼と耳しかないロボットを考えてみました。 再生紙に鉛筆なぐりがき; PCで加工。 と考えるまでもなく、これって。デジタル・カメラそ…

ハチドリの神様

「サバオでサンバ!」(2001年)のでかサバオの額に、何かいます。 これについて、「明和電機ボイス計画宣言」展のトークショーで、社長がちょっと触れられました。「薔薇の花を〜」と、裏声で歌ってもくださいました。 それの「歯」が示され、WAHHA GOGO の…

WAHHA GOGO の歯

どうして、WAHHA GOGO に歯があるのかな。 開発スケッチの初期から、歯をむき出した頭部です。 笑いを表現するとき、歯を出さないと感じが出ないかな。 ・・・でも、それだけでしょうか? 「Wa」と「ha」の発音に、歯は必要ないのに。 立派な門歯をそんなに…